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プラユキ師の「気づきの瞑想にはげむ会」レポート7

(続きです)

私たちは概念をいろんな要素を持ってきて組み立てます。
部品を持ってきて車を組み立てるのとちょっと似てますね。エンジンとバンパーとドアと……って持ってきて車を組み立てる。
性別や立場や考え方、イメージを寄せ集めて自我をつくる。
特に言葉の力は大きいです。

「私は~である」なんて言っても、本当は言葉自体に力はありません。
でも、人間はその概念を実体視してしまう。
ところが、歩く瞑想の次の一歩は自分で選べるんです。
「エレガントじゃない私」が次の一歩をエレガントに歩ける。
「緊張しいの私」も次の瞬間リラックスして歩ける。
つまり、自我概念を解体する力が瞑想にはあるということです。

この解体する力には二つあります。
一つは「非主体的」、受動的に現象をとらえてゆくことです。
「自分が怒っている」のではなくて「怒りという現象がおきた」と見てゆく。
もう一つは「事実認知」イメージや言葉でなく事実を見てゆく。
この二つによって自我を解体して自由になってゆこうという戦略なんです。

悟りの要素である七覚支に「念」があり、その次に「択法」があります。
事実が良く見えると、吟味して選べるよってこと。
認知→行動のレベルで自由に生きる可能性が開かれているんです。

質問 気付きの瞑想を実践中です。
瞑想がうまくいっているかどうか、どう判断すればいいでしょうか?

答え 一言でいうと、自他の抜苦与楽が進んでいるか、だよね。

苦しみが短くなる。
認知が変わってくる。
一日一日変化していくものだけれど、自分も他者も共に楽になるというのも大切です。
自分は楽になったけど相手は不満そうだとか、みんなは喜んでいるけど自分は我慢してるとかそういうんじゃなくてね。

五つのレベルでのチェックポイントがあります。
1.クリーン、すっきり、さわやか感があること。
2.ハートの落ち着き、やすらぎ、おだやかな感じがあること。
3.知的になる、明晰さが増す、分かってくる。
4.いきいき、快活になる、充足する。
5.思いやり、共感性、慈悲が深まる。
こうした感覚がレベルアップしているかどうか。
レベルアップしていれば瞑想は上手くいっています。

(続きます)

生きとし生けるものが幸せでありますように。
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プロフィール

しの2012

Author:しの2012
女性。
ヴィパッサナー瞑想に取り組んでいます。

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