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タイ―仏の国の輝き―日タイ修好130周年記念特別展@東京国立博物館

法友のNさんからチケットを頂戴しまして、ありがたく拝見してまいりました。

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会場は上野の東京国立博物館・平成館。
入り口に大きなバナーがかかっています。

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お釈迦様とヴィパッサナー瞑想のお世話になっているし、五戒を守ろうとしているし、自分はテーラワーダ系の仏教徒なのだろうと普段は思っている。
そしてその本場で身近な国といえばタイ。法友やお世話になっているプラユキ師が出家した国であり、リトリートに出かける法友も多い。スリランカより近い。

しかし展示を見ていくと、タイ佛教もやはりその国の民俗や他宗教の影響をうけて変容変質しながら今に至っていることが感じられて面白かった。
厳密にお釈迦様の言ったまま、生一本に現在まで純粋に伝わっている仏教なんて妄想でしかない。

タイの人々はお守りが好きだという話はブログ『タイ佛教修学記』でも触れられていたが、それぞれの守り本尊を決めるのや占いにタイでは生まれた日の曜日を使うのだそうだ。
そのジェネレーターが設置されていて、自分の守り本尊(ただしすべて仏陀である)とラッキーカラーがわかるコーナーがあった。
平日で空いていたのにこのコーナーだけ短い行列ができていて、日本人もタイ人に劣らずおまじないやお守りが好きだとわかる。
私?
もちろん並びましたとも。(前のおばちゃんたちがもたもたしているから手伝ってあげたい)という自分のお節介な心を観察しながら待つこと数分。
「火曜日生まれのあなたのお守りブッダは涅槃仏。入滅の前に横たわっているお釈迦様の姿を写したものです。ラッキーカラーはピンク。」
ピンクか……これから精出してピンク色の服を着るとするか。

途中写真を撮ってもOKなコーナーがあった。
5.5mの大扉。
絡みあう樹木の中でリスや小鳥たちが遊んでいる、平和なモチーフだ。

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もう一つ学んだことがある。
うちにある仏壇の中の神さまに、氏素性の知れないメンバーがけっこういるのだが、そのうちの一人が「女神トラニー」だとわかった。

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この女性が何をしているのか分からなくて、(呪術で頭からヘビを出している?)と想像していたのだが全然違った。
このトラニー、洪水を起こして魔物衆を押し流す地の女神で、このポーズは洪水の後でぬれた髪の毛を絞っているところだそうだ。魔物も汗も流してすっきりといったところか。

他にもタイの仏像の頭頂部についている唐辛子を逆さにしたような飾りはラッサミー(火炎飾り)といい、仏の発する光明の象徴であるというのも初耳だった。

なかなか楽しめる展示でした。
会期は8月27日まで。

生きとし生けるものが幸せでありますように。
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コメント

No title

こんにちは。

いつも興味深く読んでいます!。

ラッサミーとは一般的に後光、オーラ、ハロー(halo)などと訳されると思いますが、人が醸し出す雰囲気でもいいと思います。

この特別展で知ってバンコクの国立博物館に行こうと思っているんだけど未だ果たせていません(いつでも行けると思うと)。(^_^:)

Re: No title

Nordlysさま

コメントありがとうございます。
いつもお世話になっております。

ラッサミー、日常語でも使うのですね、勉強になりました。
オーラを光背(仏像の後ろに立っている火焔型や集中線のようなプレート)だけでなく、さらに頭の上にも付け加えたいというのが何だかほほえましい感じですね。

テーラワーダ仏教に身近に触れられる環境はうらやましい限りです。
またお気づきの点があればご教示ください。

Nordlysさんがお幸せでありますように。

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プロフィール

しの2012

Author:しの2012
女性。
ヴィパッサナー瞑想に取り組んでいます。

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