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プラユキ師の第2回アーナーパーナ・サティ実践講座おさらい会2

(続きです)

「アーナーパーナ・サティ・スッタ」(Anapanasati‐Sutta=出入息念経)より
アーナーパーナ・サティの効果の要約
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修行者たちよ、この呼吸による気づきをたゆみなく修行すると、大いなる成果と利益がもたらされる。なぜならば、呼吸による気づきを繰り返し修行すると、四つの気づきが確立されるからである。四つの気づきが繰り返し修行されると、悟りを支える七つの要素が満たされる。悟りを支える7要素(念、択法、精進、喜、軽安、定、捨)が繰り返し修行されると、智慧が目覚め、心の解放(解脱)に至るのである。
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なぜ呼吸を利用するのか。
さまざまな呼吸法があるが、それらは呼吸をコントロールすることで利点を得るものです。
アーナーパーナ・サティでは、呼吸によってコントロールすることが目的ではありません。
呼吸を手掛かりとして、あるがままに見る、観察する、ということです。初めから心という微細なものを直接に観察するのは難しいため、呼吸を利用してゆくということです。

また、呼吸すなわち生かされているということです。私たちは生かされていることに無自覚ですが、呼吸を観察することで自覚的になれる。心に対してもまた無自覚で、それを自覚化してゆく手掛かりになるのです。
そして呼吸には善悪がありません。それゆえに判断を免れてあるがままに観察しやすい。
また、呼吸は心と関係して変化します。緊張や怒りによって呼吸が早くなる経験は誰にもあるでしょう。これもまた呼吸を手掛かりとする利点です。

今回(午後)は身体への気づきで、その後「受」「心」「法」をそれぞれ1回ずつ学習する予定です。

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修行者たちよ、このように行いなさい。この教えと律を携えて、修行者は森へ行き、あるいは樹下に行き、あるいは空き家に行って、足を組んで座り、背筋をまっすぐに保ち、『対象に満遍なく気づきを向け、気をつけて息を吸い、息を吸っていることを知る。気をつけて息を吐きながら、息を吐いていることを知る』。

「アーナーパーナ・サティ・スッタ」(Anapanasati‐Sutta=出入息念経)より
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瞑想実践のための条件を整えることは大切です。

1 教えと律
教えと律を知り、守ることがマップとルールを知ることになります。地図を見て迷わずに行くことと、交通ルールを守って安全に行くようなものですね。

2 良い環境
修業が進めば影響は少なくなってきますが、やはり環境に気を配るのは大切なことです。

3 良い姿勢
中心を立ててリラックス、正しい姿勢で安定して座れると、より心の動きがしっかり見られます。
不快な気分を行動で紛らわすといったことを、私たちは日常無自覚にやっているのですが、しっかり座って動かないことでそれが観察できます。とはいえ我慢することが目的ではありませんから。あるがままを見られたらそれでOK。無理はしないことです。

4 その他、適度な睡眠や食事
食事をしすぎないことは眠気を押さえるのに大切。逆に減らしすぎないことも大切です。

5 良き仲間や師の支えや励まし、アドバイスや修正
モチベーションを保つために良い仲間と交流したり、瞑想会に参加するのは良いですし、困ったり勘違いした時に指摘してくれる先生を持つのも大切なことです。

これらの条件をととのえて、取り組んでゆきましょう。

(続きます)

生きとし生けるものが幸せでありますように

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プロフィール

しの2012

Author:しの2012
女性。
ヴィパッサナー瞑想に取り組んでいます。

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