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プラユキ師の1日リトリートレポート14

(続きです)

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「精進と受容は矛盾していて相容れないのでは?」との質問を受けること多いが、そのときは「トレーニングとケアどちらも大事だよね。精進と受容も同じ感じだよ」と答えることにしている。一見矛盾しているようなことでも、時間軸を導入してみたり、鳥瞰的視点から眺めてみると解消することが多いかと。
@phrayuki 2019年2月13日
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「餅つきペッタン理論」(『苦しまなくて、いいんだよ』p219参照のこと)という言い方もしていますが、
精進→出てきたものをオッケー(受容)→吟味→精進、というように矛盾ではなく補いあっているんです。
(ここで仲良し三人組のうちのAちゃんがCちゃんを仲間外れにしようとBちゃんに言ったとき、Bちゃんはどう行動できるかというお話があったが、前回のレポートでも取り上げた例話なので省略します)

「【質問】怒りの静め方、自分も他者も否定したり裁いたりしないありかたについて」

自分だけではなく他者も大切にしたいという質問者さんの気持ちは慈悲ですね。

「怒り」に対する通常の反応を資料に項目であげておきましたが(一部資料より引用)、人によって怒りが自分に向かう人と他人に向かう人がいます。

・怒りの発散(=相手への攻撃)/ハマりこみ(=怒りに浸る時間を引き延ばしている)→恨みつらみへの発展
・我慢、抑圧 
・後悔、自己否定(嫌悪)
・目を背ける/回避→食べ物やお酒→嗜癖(or シャドウ化による体調不良)
感情主導で、本来一時しのぎにしかならないことに繰り返し頼ると、その行動の回路(嗜癖)ができてしまい、本来の問題よりも嗜癖(飲酒、摂食障害、ギャンブルetc)が前景化し、さらに健康やに人間関係を損なうことになってしまう。

しかし、こうした普通にある、非機能的な反応の癖は変えてゆくことができます。
怒りをそのまま放置しておくと、外に対しては暴言や暴力になり、トラブルのもとになります。怒っている時間を長引かせることで恨みつらみになります。そして内側、自分に向けることによって自己否定、自己嫌悪になります。
しかしこれらは表面でおきていることで、瞑想的な対応は怒りの水面下に隠されているものを見てゆくんです。
怒りの底には「落ち込み」や「せつなさ」が隠されています。『求不得苦』=願望・期待を持っていても、現実には全てが完璧に叶うことはありません。現実の思うようにならない性質が「苦」です。
この期待がかなえられない苦しさ=怒りを他人のせいにする(転嫁)。
でも怒りが他人のせいだとすれば、相手が変わってくれない限り苦しみは無くならないわけで、そう考えている時点で主体性が無くなっていますよね。

(続きます)

生きとし生けるものが幸せでありますように
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しの2012

Author:しの2012
女性。
ヴィパッサナー瞑想に取り組んでいます。

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