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プラユキ師の1日リトリートレポート12

(続きです)

では頂いているご質問に答えてまいりましょう。

「【質問】瞑想って何なんでしょうか?何のためにするのか教えてください」

きちんと知ってから瞑想したいという質問者さん、いいですね!
まず瞑想によって今ここで行っていることに気付けます。今ここってライブですよね!私たちの心は、いつどこにいても何かに触れて何かを作り出しているんです。外のことではなく、自分の心が作っているものに目を向けて、それを気づき、受け止め、理解するのが瞑想です。
そうすることでまずは1.自分の苦しみをなくすことができます。
そして2.慈悲の実践の心の基盤づくりができます。
どうにかして他人を助けたいと思っても、自分に力がなければ振り回されるばかりだし結果が出ません。
自分がはっきりした心を持っていないと、他人を助けることは難しいです。

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智慧と慈悲を三学(戒定慧)に対応させると
智慧の道は、上に向かって究極の悟りを実現する(上求菩提)
〜戒を遵守し、禅定を修し、智慧の獲得に至る
慈悲の道は、下に向かって衆生の救いを実現する(下化衆生)
〜智慧の眼で観て、安定した心で受け止め、美しい表現で
人々の抜苦与楽を具現化する https://pic.twitter.com/eQyYT2Q2rw
@phrayuki 2018年9月15日
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定、禅定は本来、他に安心を与える力でもあります。
戒を守ることは、美ちゃんとした見目ふるまいをもつこと。戒に沿った、ととのった行動で自他の苦しみを和らげることができます。

瞑想の効用として、瞑想的コミュニケーションについてもプリントに図示しておきました。
瞑想とは別世界に行くようなことではなくて、今この世界での人間関係にしっかり活かしてゆくことができるんです。
三つの段階を三つの図(掲載省略)に分けて示しています。

最初は瞑想的な視点が開いてない状態。自我的な発言、主張によって相手と対立し、自分も苦しみを感じています。
しかし表面的な自分の感情だけではなく、その奥にある心を見ることで、瞑想的視点がひらけてくる。
そして瞑想的視点がどんどん開いてくると、自分を主体的に動かすことで、相手の心を思いやることが可能になり、自他のメリットになるよう行動し、関係を向上させてゆくことができるようになります。

自分の怒りの奥にある期待、満たされない期待があることを、瞑想的な視点が開けばわかるようになってきます。(気づき)
しかしそれが分からないと他人のせいにしたり、あるいは怒りを自分に向けることで自己嫌悪を深めることになったりします。(反応)
このような怒りの構造に気付き、受け止め、理解することで、無自覚な『反応』ではなく自覚的、主体的に『対応』できるようになるのです。

(続きます)

生きとし生けるものが幸せでありますように
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プロフィール

しの2012

Author:しの2012
女性。
ヴィパッサナー瞑想に取り組んでいます。

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