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8ステップマインドフルネス勉強会1

2019年4月20日(土)、湘南ダンマサークルの主催で、翻訳家の出村佳子さんをお迎えしてバンテ・グナラタナ長老の本『8ステップマインドフルネス』の勉強会が行われた。

8ステップマインドフルネス

私は湘南ダンマサークルの会員ではないが、オープンなイベントということで参加させていただいた。

出村佳子さんブログ
https://sukhi-hotu.blogspot.com/


湘南ダンマサークル公式ブログ
https://ameblo.jp/shonan-dhamma


茅ヶ崎駅に近い公共施設の会議室。
お茶やお菓子、施本が机の上に置かれ、椅子は円を描いて並べられている。
午後一時の定刻より前に出村さんがいらっしゃった。
はじめてお目にかかるのだが、笑顔がとても可愛らしく若々しい、素敵な方だ。
参加者の中にたくさん「出村ファン」がいるのもうなずける感じ。


会はテキストを参加者が順番に音読した後に、その部分に関して質問や感想を述べ、出村先生が説明したり補足するというものだった。
いつものような文章に再構成したレポートではなく、ポイントのメモを記録しておこうと思う。

【ご注意】
質問者や他の発言者の言葉も混じっているので、出村さんの講義や発言としてではなく、勉強会で話し合われた事の記録としてお読みください。
また バンテ・H・グナラタナ著 出村佳子訳「8マインドフル・ステップス」(サンガ・2014年刊)の「はじめに」と「ステップ1 正しい見方[正見 sammā‑diṭṭhi]」を合わせてご参照ください。



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『8ステップマインドフルネス』というタイトルだが、これは八正道について書かれた本である。
八正道とはブッダが説いた四聖諦(苦集滅道)のうちの道諦(苦をなくす方法)の、実践方法を8つに分類して説いたものである。
八正道とは正見、正思、正業、正命、正精進、正念、正定だが、今日はそのうちの正見について書かれた部分を読んでいく。

「正見」は八正道のうちでも難しく、また鍵になるところでもある。
説くのが難しいために、お坊さんでも「正語」から解説することがあるくらいだが、しかし正見が分からないと他の七つの実践もできないという難しさがある。

正見とはパーリ語のsammā‑diṭṭhiを訳したもので、サンマーが「正」、ディッティが「見る、見方」にあたる。このサンマーは八正道の全ての単語についているが、sammāには単純に「正しい」というよりももっと深い意味合いがある。
グナラタナ長老は英語で”skillful”と言っているし、スマナサーラ長老は「巧みな」と表現することもある。
スキルフルなら「能力がある、巧みな、上手な」と言えるが、そう言うとまた伝わらないこともある。善なると言い換えることもできるかもしれない。このあたりは英訳であっても日本語訳であっても非常に難しい問題があり、私たちがsammāの意味をきちんと受け止められているかというと疑問が残る。

しかし今のところは大まかに、悪いことに対する「善いこと、正しいこと」と理解して、自分たちが進むべき道であるととらえていきたい。

八正道は「苦しみをなくす道」と紹介されることが多いが、この本ではブッダが紹介した「幸せになるための完全な実践法」「幸せになる八つのステップ」(p16「はじめに」より)として、より実践しやすい印象に表現されている。
この八つのステップはどこから取り組んでも良いものである。
八本のスポークを持つ車輪をイメージしてほしい。そのスポークが八本とも十分に伸びて、大きな円(タイヤ部分)を支えて、完全な車輪になる。それをめざして実践していく。

(続きます)

生きとし生けるものが幸せでありますように。
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プロフィール

しの2012

Author:しの2012
女性。
ヴィパッサナー瞑想に取り組んでいます。

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