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アチャン・ニャーナラトーの日帰りリトリート29

(続きです)

それから、孤独感について。
タイの学僧であるプラ・パイオットが、「現代社会では孤独の問題が大きくある。仏教は孤独ということについて、正しく自分に帰る、自分を強くすることを説く。ブッダの教えはそこにある」と言っています。

仏教は、孤独でいても問題はないと説いています。
それは「友情なんかいらない」という無味乾燥なことではなく、修行の中で一人でいられるということです。

人は六門から気持ちの良い刺激(受)が欲しいんです。しかし、それに依存してしまうと、それらがなくなった時にどうするのか。
感覚的な刺激に振り回されず、一人で幸せに、豊かにいられる。
周りを否定したり、一人でいろと言っているのではないです。
個と個の存在として、人は孤独です。
一人で生まれて、一人で死にますから。


(過去に暴力を振るわれて、今も暴力的な場面が苦手な方の質問)
これは、トラウマになっているから、先ほど説明した十二因縁の苦受が大変に大きくなっている状態で、プロの助けが必要かもしれませんね。
また、ずっと言ってきたキャパづくりがこの場合も大切だと思います。

かつて暴力があったゆえに今も苦しんでいるというお話を聞きますと、私(たち)は加害する側になるかもしれないのだから、一人一人が、どう行動して、何を話すのかを本当に気をつけなくてはいけないと思います。
どんな言葉を使うのか、何をするかの責任はとても重い。
なぜ失敗するのか。
十二因縁の触から取にいたる流れに乗ってしまうからです。
そこを食い止めるためには、キャパを育てていくことです。

(続きます)

生きとし生けるものが幸せでありますように。

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プロフィール

しの2012

Author:しの2012
女性。
ヴィパッサナー瞑想に取り組んでいます。

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