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BLT参加レポート3

 (続きです)

やってみて予想外だったことは3つありました。

まず、一つの分類に属するモノを全部出してみるというやり方。
今までは引き出しや棚をのぞき込んで、不要と判断したものを取りだして捨てるというやり方でした。
衣類や調理器具、文房具を床に積み上げてみると、自分でも意外なほどかさばるんですよね。所持品の総量がはっきりする。
そして明るい場所で吟味すると、今まで「これはこういうものだ」と頭の中で作っていたイメージとのギャップに気づかされました。

もう一つは「ときめきチェック」。
「要・不要」に「ときめく・ときめかない」という価値判断を入れたことで、一直線の判断から四象限の分類になります。

BLT板書

(板書左側。)

「ときめくし、機能しているもの」は当然所持し続ける。
「ときめかなくて、役に立たない」ものはゴミだから捨てる。
ここには葛藤はない。

右下の「役には立っているが気に入らない」ものはどうするか。
①モノを変える。気に入るものに買い替える。
②自分を変える。そのモノをよく観察することによって、自分の役に立ってくれている事実を再発見し、感謝の心を持つことでモノへの見方を変える。

左上「役に立たないけれど好きなもの」
これを「役に立たないのだから捨てろ」と抑圧するのではなく、自分の「好き」を受容して、所有し続けることを自分に許す、自分の感情を受容する。
私にとってはここが大きな意味のある修行だったように思います。

そういう視点から見ることで、モノに対する自分の感情をよりきめ細かく観察できるというか、「自分の感情に対してよく気づく」というワークになっていることに気が付いたんです。

そして最後、モノに対する感情の観察が『自己肯定感』につながっていくという発見がありました。
「ときめく」モノであれば、不要であっても持ち続ければいい。
そういう自分の感覚を「要・不要」で切らずに尊重してゆくことで、「捨てられない駄目な私」とか「捨てられた私えらい」みたいな変な自意識の拗らせではなくて、現状の自分を是認できる感じになってきました。
これが今回の一番の効用であったと思います。

以前書いたブログの記事から引用して、まとめとさせていただきます。

◆◆◆◆◆

これからまた物は出たり入ったりして、不本意な状態になったり、持ちすぎたりすることも出てくるでしょう、でも、それでいいんじゃないの。生きているとそういうこともあるよ。そう思える。

そして、誰かが来た時にクロゼットや戸棚の中を見てもらっても大丈夫、という安心も感じられるようになった。
素晴らしく片付いているから、ではない。
そこにあるものは因果の必然でここに来て、それを私は受け入れているのです。これらが格好悪くても、必要で愛着ある存在なんだから、それはしょうがないね。そういう納得が得られたから。
(だからといって、うちに遊びに来ていきなり引き出しを開けるのは、ご遠慮ください。)
この納得、自分という存在に対する納得ときっと相似形なのですね。

◆◆◆◆◆

モノとの対話によって自分を深めるという作業、おすすめです。

*****

皆さん反応も良く、とてもいい気持でお話させていただいた。
しかし、‘Lightning(稲妻)’というにはちょっと長かったな。
この後のなが3さんやじのんさんの発表を聞いて、Lightning Talkにはそれに向いたテーマ選択が必要なのだと気が付いた。次回はもっと軽妙に上手くやれると思う。

(続きます)

生きとし生けるものが幸せでありますように。

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プロフィール

しの2012

Author:しの2012
女性。
ヴィパッサナー瞑想に取り組んでいます。

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