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プラユキ師のアーナパーナサティ実践講座おさらい会10

(続きです)

「【質問】アーナパーナ・サティは毎日どのくらいやるのがいいでしょうか」

それは…プロなら何時間でも(笑)というところですが、まあお忙しい人なら2~30分とかね。
ブッダは「何時間以上やりなさい」とか言ってないんです。
呼吸は生きている間中しているんだから、無限にできる!という人もいますが、皆さん生活の上でやらなきゃいけないこともあるでしょうから。
脳科学の研究者は一日2~30分を一か月やると脳は変化するといっていますが、ご自分のペースを探ってやってみてください。

続けるということが、一日に長時間やるよりも大切です。
週一回日曜日に7時間やるよりも、一日一時間を毎日やる方が効果があります。
癖づいた心に、良い癖をつけ直していく作業だからです。

そして瞑想だけでなく八正道(正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定)を心掛けて、身・口・意の三業をしっかりと整えてください。
世間から浮き上がることなく、日常の中でそうやって取り組んでゆくと、生活も瞑想も良い効果を与えあえます。
わだかまりや心配があると、瞑想もうまくいかない。生活全部をよくしてゆくことが大切です。
瞑想で培った心は、すべての問題に応用ができます。


「【質問】先ほどの歩行瞑想ではフリーに心を見る感じですが、難しかったです。足や呼吸に注意を向けた方がやりやすいような気がします」

今日は歩行瞑想もアーナパーナ・サティの文脈でやりましたが、体の感覚にポイントを絞ってから、そこを一つの足掛かりにして広げてゆくやり方でもOKです。


「【質問】第四の観察で、不安が出てきたときに苦しくてそれが消滅するまで見ていられません。それに不安を紛らわせるためか、体の痛みや眠気が出てくるのですが、どうしたらいいでしょうか。」

出てくるものに順次対応すればよいので、「苦しむ心から逃げちゃだめだー!」とか、そんなふうな無理はしないでください。
眠気が出れば眠気に、痛みが出たら痛みに気づいて、足の痛みなら少しずらしてみるとか、適切な対応をすればいいんです。

人間関係でもこういうことがありますね。
ネガティブな力の強い人に、まだ「念・定・慧」の力が足りないのに「当たって砕けろ!」って無茶をして、相手を変えさせようと無理をしたりして、自分までぐちゃぐちゃになってしまう。
それはちゃんと力を蓄えて、「対応」できるようになってからすればいいんです。
私の先生がよく言ってた例え話で、たとえ猫とネズミでも、ピーピー言っているちっちゃい仔猫が巨大なドブネズミに挑んだらやられてしまう。ちゃんと大きくなって立派な猫に成長してから勝負すれば勝てる。そういうことです。

(続きます)

生きとし生けるものが幸せでありますように。

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プロフィール

しの2012

Author:しの2012
女性。
ヴィパッサナー瞑想に取り組んでいます。

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