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プラユキ師の「因縁/縁起について学ぶ会」10

(続きです)

「【質問】自分の心の中に悪い業があるのだと思います。そういう悪い思いが出ても、いい対処をしたら減ってゆくのでしょうか。」

業(カルマ)はもともとのインドでの解釈は過去に作られた条件の話だったんですね。宿命的な条件や、過去にやってしまったことによって我々は幸せになったり不幸になったりするという考えです。
「あなたには悪いカルマがあるので救われない」というような使い方ができる。

しかし、ブッダはこれを否定したんですね。
真実をよく観なさいよとブッダは言った。
宿命論でも神意論でもなく、「人は行為によってバラモンになる」といいました。
これがブッダの説いた業です。
純粋に行為のことを指しています。

法とはアガリゴ=非時性があるといわれています。つまり、時間を隔てずに結果が出るものだと。
やればすぐに結果が出て、幸せにも不幸にもなる、それが法です。
たとえば受がおきたとき、「貪・瞋・痴」で反応すれば渇愛になり、気づき・受けとめ・理解するという「念・定・慧」で対応すれば苦のサイクルから離れられる。

カルマは、今現在私たちが行っているもの。
現在進行形でやっていることで、ちゃんと対応すれば悪いカルマも瞬時に良いカルマに変化します。
単に「行為」であるということです。


「【質問】業は今まで身に付けた癖というか、蓄積されたものと思うのですが、無意識にどっぷり浸っていてそれに気づくことはとても難しいとおもいます」

だから瞑想しなきゃいけないんですよ(笑)!

人によって範囲はまちまちですが、だいたい「受」の手前あたりまでが無意識と呼ばれています。
受に気づかない人も多いし、その先の部分でどっぷり「私」に浸っても気づかない人もいます。

でも、ちゃんと瞑想して観察すると無意識の範囲をしっかり観察できるようになってきます(意識化)。
全貌が見えてきます。
呼吸瞑想だけでなくて手動瞑想や歩く瞑想もお勧めですよ。


「【質問】瞑想の指導をされるときに『どんな人にもなれる』とおっしゃっていたのですが、私はなかなかリラックスできないんです。自分で『私はリラックスした人だ』と思ったらなれるんでしょうか。でも、そう思っても緊張してしまいます。」

これはね、アファメーションとは違うんです。
「『リラックスした人だ』と思う」のは「リラックスする」のとは違うんだよね。わかるかな?
思うのではなく、(その状態を)生きる。
それをやれば、そうなっているんですよ。

(続きます)

生きとし生けるものが幸せでありますように。

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プロフィール

しの2012

Author:しの2012
女性。
ヴィパッサナー瞑想に取り組んでいます。

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