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記事一覧

8ステップマインドフルネス勉強会5

(続きです)先ほど宝くじの話題が出ていたが、期待が大きいほど外れた時のショックは大きい。この、期待を作り出す「欲」をなくしていこうというのが「はじめに」に書かれた「幸せのもと」の内容である。ブッダは幸せをいくつかのカテゴリーに分類され、「劣った幸せ」から「最も高いレベルの幸せ」まで、順番に説かれました。(p24)(以下、本文から要約)「劣った幸せ」感覚器官の楽しみ(眼耳鼻舌身意に対する欲)→世俗の楽しみ(文化...

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8ステップマインドフルネス勉強会4

(続きです)ブッダは因果法則を知らないことを無知、無明とおっしゃっている。怒らない方がいいのに、そうできないことも痴である。仏教徒は、「行為」のことを、善い行為と悪い行為、正しい行為と間違った行為、道徳的な行為と不道徳的な行為などと呼んでいます。ただ、こうした言葉は「行為」の本来の意味とは少し異なる意味を伝えています。最も適切なのは、おそらく「熟練した行為と未熟な行為」という言葉でしょう。仏教は道徳...

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8ステップマインドフルネス勉強会3

(続きです)駄目なことをついやってしまったあとでも、それに気づく。気付くというのは「ダメな私だ」と落ち込むことではない。他人の行動を見るように、自分の行動を観察することが大切である。「ダメな私」という落ち込みも一つの因を形成する。もしそう思ったら「『ダメな私』と思って落ち込んでいる」ということを観察する。そうやって念(気づき)で想いの連鎖を切ってゆくことが大切である。(反対に思いを放置すると、失敗し...

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8ステップマインドフルネス勉強会2

(続きです)「【質問】八正道のうち一つの要素だけが完成するということがありうるでしょうか?」一つだけが完成するのは難しいと思われる。というのも、八正道はそれぞれが独立した機能ではなく、相互に支え合っているものであるから。たとえば何か善行をするにしても、善いことが何かという正見、自分の行動に関する気づき(正念)、こうすれば良くなるという正思、善い行動を実現化する正精進、善い行動(正業)というようにいく...

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8ステップマインドフルネス勉強会1

2019年4月20日(土)、湘南ダンマサークルの主催で、翻訳家の出村佳子さんをお迎えしてバンテ・グナラタナ長老の本『8ステップマインドフルネス』の勉強会が行われた。私は湘南ダンマサークルの会員ではないが、オープンなイベントということで参加させていただいた。出村佳子さんブログhttps://sukhi-hotu.blogspot.com/湘南ダンマサークル公式ブログhttps://ameblo.jp/shonan-dhamma茅ヶ崎駅に近い公共施設の会議室。お茶やお菓子...

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レポート第7回レタスマインドフルネスワークショップ8

(続きです)世間にはスピリチュアルな能力を持つ人を「すごい」とか持ち上げる風潮もあるけれど、実証できない能力をあまりに高く評価してちやほやする、依存するっていうのはとても危険なことです。もちろん我々も修行や瞑想をしていることで他の人の相談に乗ったり、こうして指導することがあるので、特権意識を持つ危険をいつも意識していなくてはいけないと思っています。あらゆる現象が、人が、状態が自分の先生であって、修業...

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レポート第7回レタスマインドフルネスワークショップ7

(続きです)じゃあ、委ねるってどういうことなのか。起きている現象は、ただ起きているじゃないですか。たとえばお天気。晴れたり曇ったり、雨が降ったり雪が降ったり。勝手に変化していますよ。人間にはどうしようもない。でもある人にとっては雨が気持ちよくて「快」。ある人にとっては雨が都合が悪くて「不快」。ある人にとっては雨が降っても「どうでもいい」。現象はニュートラルなのに、心が現象に意味付けをしているだけなん...

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レポート第7回レタスマインドフルネスワークショップ6

(続きです)さて我々がマインドフルネスをなぜ続けているかというお話ですが、今日のテーマは「委ねることと求めること」。委ねて生きる、与えられるがままに生きる、何が来てもそのままでいる、というのは高僧やスピリチュアルなリーダーたちがよく説いているところです。荘子の『内篇』なんかはほぼ全編がそのテーマと言っていいぐらいです。でも委ねて生きるのは、こうやって普通の社会で生きている人間にとっては本当に難しいこ...

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レポート第7回レタスマインドフルネスワークショップ5

(続きです)瞑想が深まって潜在意識に入れば入るほど、脳の誤作動が起きやすくなります。有名なのは光のニミッタですが、腕が動かない、変な音が聞こえる、目をつぶっていてもあたりが見えているとか、私も自分の腕があるはずのないところから出ているのをありありと見たことがありますし、存在しないものが見えてくるのは本当によくあります。何も食べてないのに味が口中に広がったり、匂いに包まれたり、広義のニミッタは五感すべ...

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レポート第7回レタスマインドフルネスワークショップ4

(続きです)先ほども申し上げましたが、瞑想が深まっているサインとしてニミッタがあります。物理的理由がなく、五感に感覚が生じてくる。見えないものが見えたり、食べてないものの味を感じたり、鳴ってない音が聴こえたり、無いものの香りを嗅いだり、いるはずのないものに触れる、そういう現象です。ニミッタをみることがマインドフルネス瞑想の目的では「ない」ので、意識的にニミッタを作ろうとはしません。しかしどんな瞑想に...

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プロフィール

しの2012

Author:しの2012
女性。
ヴィパッサナー瞑想に取り組んでいます。

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