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記事一覧

手放す

知人が幼い頃の話。彼は一人っ子で、近所の三人兄弟がいるお家に遊びに行ったのだそうだ。男の子4人で楽しく遊んだ後、おやつにお菓子(多分ビスケットかカステラか、そんなもの)が出て、お腹が空いていた彼は二つ食べた。すると末っ子が「一郎(仮)君が僕の分を食べちゃった」と泣き出した。また別の日に遊んだときもおやつが出た。その時はチョコレートが4個出たが、彼はお腹が空いてなかったので手を出さず、そのまま帰った。...

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死んだ母が会いに来た話2

(続きです)「お母さんが苦しんでいるのは気の毒だと思う。過去にした行ないは、他にどうしようもなかった事だと分かって、今はお母さんに対して腹を立ててはいません。お母さんも安らかな心になってほしい」というようなことを言ったと思う。その時点での私の正直な気持ちだった。昔なら、腹を立てると同時に母に執着してもっと感情が高ぶったと思う。Aさん(の肉体)と目を合せながら涙ぐみはしたものの、内面はちょっと不人情に思...

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死んだ母が会いに来た話

その日は法友のBさんと、その御友人のAさんと三人でランチの後ゆっくりお茶を飲んでいた。Aさんとは面識はあったが、ゆっくりお話しするのは初めてのような気がする。最近あったことという話題で、リズ山崎氏のチャネリングセッションに出た話になった。Aさんもチャネリングできる、というかいろんな人(?)が彼女の身体を借りにくるらしい。しかし山崎氏のように日時を決めて特定の対象を呼び出すことはできないし、自分の中に入...

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叔父の死

夕方、電話が鳴って、出てみるとJ叔母であった。母の末妹である。母の一番下の姉弟で長男であるM叔父が死んだという知らせだ。年を聞きそびれたが、まだ70歳くらいじゃないか。ここ数年は癌を養っていると聞いたが、「死ぬ直前まで働きぬいて死んだ」と叔母は言っていた。この叔父とは残念ながら心の通じるような会話をした記憶がない。母の実家だから盆と正月には挨拶に行ってご馳走になり(叔母が大変料理上手でとても楽しみだ...

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母の日

四回目の内観で母への怨念をやっと突破できたと思った。帰りのバスに乗っていたら、並走する乗用車から変な顔をしてこちらにふざけている幼稚園児が見えた。それを見た瞬間、何か温かいものが胸からあふれるような感覚があった。その子供が可愛くてしょうがないのだ。夢中で、満面の笑みを浮かべてその子に手を振った。それまで子供が大嫌いで、自分の子供がほしいと思ったことは一度もなかった。誰かと親子になるなんてまっぴらご...

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プロフィール

しの2012

Author:しの2012
女性。
ヴィパッサナー瞑想に取り組んでいます。

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