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記事一覧

死ぬ練習

クリスマスイブはいつも通りボランティアの予定だったのだが、未明に腹痛で目を覚ました。腸が仕事を途中でボイコットしたようだ。師走ということもあって浮世の義理にしばられることが続き、慌しい上に気づきを見失いがちになる日が数日あった。冷えもあって腸が「こんなことやってられるか―!!」とちゃぶ台をひっくり返したらしい。気分が行動を左右し、行動が体に影響を与える。もう少しよく気づいて、不善なる心を止めるべき...

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元日や一の秘蔵の無分別

元日や一の秘蔵の無分別 木因(ぼくいん)毎年秋に句会があって、その時だけは一句ひねらねばならない。仲間内の会だからうまくなくても平気だが、普段使わない筋肉を使うので少しばかりウォーミングアップが必要だ。そこで図書館から柴田宵曲の『古句を観る』(岩波文庫)を借りてきて読んでいたら、冒頭の句が目に入った。宵曲も「妙な句」と言っているが、一読して意味を取るのがなかなか難しい。解説を読むと『本朝文鑑』(各...

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人を悼むこころ

年季の入ったドアのすき間から音が漏れている。来た甲斐があった。ドアを引くと音が耳にぶつかって曲になる。ハードバップ・ジャズだ。そして鼻がぶつかりそうなくらい急な階段を、手すりを頼りにのぼる。「いらっしゃいませ」先客が二、三人いる。屋根裏のような狭い部屋。ジャズ喫茶である。3月以来だが、カウンターが片付いて禁煙になり、心なしか明るくなった。そしてカウンターの中にマスターが二人いる。ここは都内でもずい...

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こんにゃく問答ヘアサロン

関東が梅雨入りした日のこと。その日は美術館に行こうと思って予定を空けていたのだが、図書館で雨の音をきいているうちに気が変わった。散髪にでも行くか。駅の近くに新装開店の美容室があって、『ご新規のお客様のみヘアカット2480円~』というポスターが出ていたのを、心に留めてあったのだ。雨の中をとぼとぼと歩く。ヘアサロンも競争が激しいのですな。技術者がこの値段で切るのなら、一時間に4人ぐらいはこなせないと時給が...

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鏡を見ろ

おすすめのグッズを一つ、ご紹介したい。金色の仏像のほうではなく、下に置いてある拡大鏡のほうだ。このコンパクトミラーはムック本の付録だった。同じものはもう店頭にないが、Amazonで検索したら似たようなコンパクトが1000円以内で売られているようだ。画像ではわかりにくいが二面ある鏡のうちの一面が拡大鏡になっている。のぞき込むと下まつ毛のつけ根までしっかり見える。この「細部までしっかり見える」ということのインパ...

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プロフィール

しの2012

Author:しの2012
女性。
ヴィパッサナー瞑想に取り組んでいます。

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